インナーチャイルドとは
インナーチャイルドとは何なのか?
インナーチャイルドカードを使って読み解く試みをしてみた。
引いたカード:大アルカナ 14.守護天使
・内なる子供=純粋意識
・守護天使や母なる存在に見守られながら成長していく
・無邪気であり、いろんなことを知りたい、学びたいと願う好奇心の塊
・穏やかな場所で安心していたい、見守っていて欲しいと願う
・好きなことや気になる事についてはとことん学びたい、それがインナーチャイルドにとっての喜びとなる
・成長した時や何かが出来るようになったときは褒めて喜んで欲しいと願っている
(親に喜んで欲しいと願う、実際の子供と同じ)
・守護天使や母のような存在が必要不可欠
・生物の赤ん坊がミルクや排せつなどの際に泣いて知らせるように、人生に必要なものを感情や感覚を使って知らせる
または不要なもの、避けた方が良いものについても知らせる
インナーチャイルドについて説明される時、
私たちが年を重ねてもずっとある、主に幼少期に傷ついた気持ちを擬人化したもの…というニュアンスで語られる。
しかし、必ずしも傷ついた存在ということではない。
もう一人の自分、子供のような無邪気で純粋な魂の部分ということなんだろう。
そして、それは実際の幼い子供に性質がとてもよく似ている。
似ているどころかほぼ同じだ。
いつまでも傷ついた守るべき存在にしておくのではなく、そのように扱うのでもなく
尊い愛すべき存在、パワーに溢れた存在として認めていきたいと思う。
実際の子供だって、子ども扱いされるよりも一人の人間として尊重されたいはず。
それは何歳だろうと変わらないはず。
だから、自身の中のもう一人の純粋な意識体=インナーチャイルドをもっともっと尊重していこう。
アダルトチルドレンとは
アダルトチルドレンとは何なのか?
インナーチャイルドカードを使って読み解いてみる試みをしてみた。
引いたカード:大アルカナ 1.アラジンと魔法のランプ
・必要なものが全て与えられていたとしても、ずっと何かが欠けているという欠乏感がある。
・自分を助けてくれる人や存在はいないと思ってしまう。
自分を信じられない、自分には助けてもらう価値もないと感じているため。
・いたくない所からいつでも出られるのに、そのことに気付かずに同じ場所にとどまり続けてしまう。(環境ということだけではなく、状況も含む)
・結果、いつまでも辛い状況を選択し続けてしまう。
アダルトチルドレンとは、精神的な軟禁(程度によっては監禁)されたような状態に陥っている様を言うのかもしれない、と思った。
続いて、なぜ精神的な軟禁状態あるいは監禁状態に陥るのか?
その真の原因を探っていく。
引いたカード:大アルカナ 11.ミダス王と金の手
・自分の価値が分からない
・自分が何者なのか分からない
・本当に大事なものは何なのか?を分からなくなっている。
一体、本当に価値のあるものとは何なのだろう?
答えは一人一人が出すものと思うけれど
私は自分が何者かの答えは絶対無限の魂だと思っている。
人の価値はけっして社会的な価値観で測られるようなものではない、と思う。
社会的な観点や世間体からみれば、どうしても自分などいなくてもいいような存在なんじゃないか…という錯覚に陥る。
そんな錯覚に陥り、洗脳される親や学校や社会の教育や価値観こそが
人類の精神的を進化ではなく退化させていくシステムと化しているのではないか。
自己価値や自分の正体にたどり着けないように何者かによってシステム化されている。
それがアダルトチルドレンを生み出しているのではないだろうか。